合宿免許と教習指導員の資格
この不況下においても、合宿免許や自動車教習所の教習指導員の需要は高いといえます。
そのため教習指導員を目指す人も後をたちません。
教習指導員になるための受験資格は、21歳以上で、かつ技能教習に用いる自動車の運転免許を取得していなければなりません。
そして多くの場合、自動車教習所で事前教養を3~6か月間行ない、さらに都道府県が行なう指定自動車教習所協会が行なう新任教習指導員養成講習を受講しなければなりません。
そしてその後、ようやく公安委員会が行なう審査を受けることが出来るようになります。
このように、多くの場合は合宿免許や自動車教習所に就職して、事務の業務を行ないながら指導員の資格を取得していくというのが一般的です。
なぜなら、自動車教習指導員になるためには技能習得が必要になる上に、教本を個人では入手しにくいということがあるからです。
もちろん、独学で自動車教習指導員の試験を受けることもできます。
しかしその場合は事前教養や養成講習を受講することはできません。
これらの教養や講習を受講するためには、自動車教習指導員の要請を行なっている公安委員会指定外の届出自動車教習所の対策講習などを受講することになります。
指導員資格を取得する
自動車教習指導員の審査の項目は、教習に関する技能と教習に関する知識の2項目です。
技能の中には、必要な自動車の運転技能や技能講習に必要な教習方法、学科教習に必要な教習方法が含まれており、また知識の中には、法令についての知識や自動車教習指導員として必要な教育についての知識、教則の内容や自動車運転に関する知識が問われます。
資格の試験内容は、筆記、運転技能審査、面接があります。
また自動車技能検定員になるためには、道路交通法第99条の二の第4項に基づいて、技能検定員資格者証を交付されなければなりません。
技能検定員になったら、修了検定や卒業検定で検定を行なうことが出来るようになります。
技能検定員になるためには、25歳以上で、教習車を運転できる免許を持っていなければなりません。
また、自動車教習指導員と同様に、教習所で事前教諭を行ない、さらに都道府県の指定自動車教習所協会が行なう新任技能検定員養成講習を受講する必要があります。
そしてその後、公安委員会が行なう技能検定員の試験を受けるというのが一般的な流れです。
技能検定員も、自動車教習指導員と同様に、これらの教養や講習を受けずに独学で試験を受けることもできます。
ただし、全くの独学もしくは公安委員会に届け出をしてあるだけで指定は受けていない自動車教習所の対策講習等を受講することになります。
技能検定員の審査項目としては、まずは運転技能試験があります。
そして検定に関する知識を問う論文審査や観察力及び採点技能審査、知識を問う面接試験があります。
これらの資格試験には、トータルで3日間かかるという盛りだくさんの試験になっています。
試験内容としては、自動車の運転技能や観察や採点技能、法令に関する知識や技能検定の実施に関する知識、運転技能の評価方法に関する知識などが問われます。
どちらの資格も、結婚や出産に関係なく長く働くことが出来る資格となっているので、女性に人気がある資格となっています。
そのため、以前は男性が多かった合宿免許や自動車教習所の指導員も、今では女性が徐々に増加しつつあり、自動車教習所の雰囲気も以前とは変わったものとなってきています。